頭皮のアトピー 〜かさぶた〜
「かさぶた剥がしが止められない」。頭皮のアトピーを患っている方の悩みの一つです。
誰しも経験があると思いますが、かさぶたってどうしても剥がしたくなりますよね。アトピーに限らず、湿疹や切り傷が少し落ち着いて、かさぶたが浮き上がってくると…。なぜだか剥がしたくてうずうずしてしまいます。
特に、慢性的にアトピーに悩まされていると、かさぶたを取るのがクセになります。
「つい、爪でかさぶたをむいてしまう。他にもかさぶたが無いかと、暇さえあれば頭皮をまさぐってしまう」「頭皮にかさぶたが出来るたび、剥がさないと気が済まない。止めようと思っても、止められない」など、頭皮のアトピー患者の多くがはまってしまっているようです。
私も手足にアトピーがあり、湿疹が落ち着いた後のかさぶたをつい、べりべりと剥がしてしまうことがあります。剥がす快感もさることながら、醜いかさぶたを見ているうちに、何としてでもそれを取り去ってしまいたくなるのです。
しかしそれも、かさぶたが目につく為に起きる衝動だと思っていたのですが・・・。頭皮という、目につかない場所のかさぶたであっても、やはり剥がしたくなってしまうんですね。
一般的に、かさぶたを剥がすのは良くないと言われています。無理に剥がすと、その下で再生しかけている組織が傷つき、細菌感染を起こしやすくなるのです。
また、「かさぶた剥がしを繰り返していたら、はげてしまった」という声もあります。剥がさない方が無難だ、というのは間違いなさそうですね。